新聞配達をしたいけど、バイク(原付)に乗ったことがないからと不安に思う方も多いのではないでしょうか?
結論、バイクに乗ったことがなくても、免許さえ持っていれば新聞配達を始められます。
この記事では、実際にバイクの運転未経験から新聞配達をしている、筆者の経験談を解説します。
筆者のリアル経験談について、こちらの記事もご参照ください。
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新聞配達で初めて原付を運転した体験談|練習~実戦まで
この記事を書いた人
- 新聞配達歴5年以上
- バイク未経験から新聞配達
- 数々の失敗やトラブルを経験
- 不着・誤配は5年で10回程度
バイク未経験での新聞配達の面接
筆者は求人を見て応募の電話をかけ、採用担当の方(店の責任者)に取り次いでもらいました。
応募の電話の時点でバイクは乗ったことがないと伝えましたが「免許さえ持ってれば練習できるので、その点は問題ない」ないとのことでした。
免許取ってから車の運転もしてないけど大丈夫かな…?
筆者も同じでしたが免許を持ってれば大丈夫ですよ。
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新聞配達のアルバイト面接の体験談|応募~採用までの流れ
面接をして採用が決まり、筆者はまず店のバイクを借りて運転の練習をすることから始まりました。
昼間にバイクの運転を練習
指定された午後の時間帯に、店のバイクを借りて乗る練習を始めました。
筆者は動画などでバイクの乗り方などを軽く確認していましたが、実際に操作するのは初めてでした。
店にいた社員の方に基本的な操作を教わり、店の近所の道路を走り始めました。
最初は少し進んだら止まってまた進む、を繰り返していました。
どこか広場のような所で練習するのかと思ったけど、いきなり道路を走るんですね。
練習場所は店によって違うかもしれません。でも、交通ルールや標識などはしっかり覚えておかなければなりませんね。
初めは左折・右折やUターンもスムーズにできませんでした。
特に、交差点での右折のタイミングは難しかったです。
また、しばらく車の運転もしていなかったこともあり、一方通行の道を逆走しそうになったことも。
道路での運転に慣れていない方は、周りに一方通行の道があるかを事前に確認することをおすすめします。
1日で2~3時間ほど練習し、走る範囲を徐々に広げていきました。ずっと運転してるとやはり慣れていきますね。
3日ほど運転の練習をしたあと、次は実際の配達の練習に入りました。
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新聞配達で初めて原付を運転した体験談|練習~実戦まで
バイクで配達する練習
朝刊の時間に出勤し、自分が担当する区域を配達する社員の方に付きました。
初めのうちは、社員が配達する後をついていくだけでした。
ずっと昼間に運転していましたが、深夜の暗い中を走るのはまた違いますね。
社員の方は慣れてるのでやはり速く感じました。
バイクに慣れてないのに深夜の運転とかちょっと怖そう…。
深夜は交通量や人通りがほとんどない分、昼間より走りやすい部分もありますよ。
配達先によっては、周りが暗いとポストや表札が見えづらい場所もあります。
また、街灯などがない暗い路地をたまに高齢者が歩いていて、近づいてから存在に気付くということも。
初めは社員の配達についていくだけで精一杯といった感じでした。
自分のバイクに新聞を積み配達
社員のあとをついていく練習を3日ほどやってから、実際に自分のバイクに新聞を積んで配達に出ました。
最初は全体の1/4くらい、少したったら1/2くらいと、配達の量を徐々に増やしていきました。
筆者が配達する後ろに社員が付いて一緒に回り、片手に順路帳を持ち1軒ずつ確認しながら配っていきます。
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新聞配達の順路帳や順路記号の覚え方|現役が基本を解説
片手に順路帳を持ちながらバイクを運転できるんですか?
左手の手のひらと指で挟むようにして、順路帳を持ちながら運転していましたね。
作業効率を考えると、なるべくバイクに乗ったまま新聞をポストに入れていきたいですね。
スタンドでバイクを止め、体だけ動かして投函できたりもします。
人によっては、バイク後方の荷台に新聞をたくさん積んでいますが、その分バイクのスピードを出しづらくなります。
積む量を減らして分けて配達した方が、手間はかかりますが結果的には配達が早く終わることも。
慣れてきたら自分が配達しやすいように方法をアレンジしてみてください。
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新聞配達中にバイクで転倒した体験談|危うく事故になりかけた
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新聞配達のクレーム&苦情例を現役が公開!契約解除の場合も
新聞配達はバイクに乗ったことがなくても問題ない
筆者の店には、新聞配達で初めてバイクを運転した人が何人かいます。
もちろん練習は必要になりますが、慣れれば自転車に乗るのと同じような感覚で運転できますよ。
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新聞配達で初めて原付を運転した体験談|練習~実戦まで