新聞配達で店着時間が早まる・遅れる日|悪天候やトラブル等

体験談

新聞配達で店着時間が早まる・遅れる日|悪天候やトラブル等

2024年8月25日

新聞配達では、店着(配送トラックが新聞を各店へ届けること)の時間が早まる日や遅れる日があります。

店着時間が遅れる場合は、当然お客さんの元へ配達する時間も遅くなってしまいます。

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  • 不着・誤配は5年で10回程度

新聞の店着時間が「早まる」ケース

下記の状況では「新聞の店着が30分~1時間程度早まる」と、事前に店へ連絡が来ます。

①悪天候(台風・大雪等)の予報が出ている

台風や大雪などの予報が出ている場合でも、新聞は休刊にならず通常通り配達します。

ただし、新聞の配送・配達に影響が出ると考慮され、店着時間が早まります。

大雪の日は路面凍結が続くため、翌日も店着時間が早まりました。

台風はまだ雨の日の延長のような感じでどうにかいけますが、大雪のあとはタイヤにチェーンを巻いてもまともに走行できません。

店着時間を早める配慮よりも、正直休刊にしてほしいところです。

積雪+路面凍結なので、場所によっては歩いて配った方が早いですね。

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②元旦

元旦の新聞は、チラシや別刷りと合わせて1部がかなり分厚くなるため、チラシ入れや配達に時間がかかります。

そんな状況を見越して、店着時間が通常より1時間ほど早まります。

ポストへの入れ方も普段とは異なったり、また月初めの部数増減が多かったりと、元旦は何かと大変ですね。

元旦に雨が降ったらと思うと恐ろしいです…。

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③大型連休前(夕刊)

ゴールデンウィーク前や、暦上3連休などになる前日は、交通渋滞の恐れがあるため夕刊の店着が早まります。

新聞配達ではそれほど混雑の影響を受けませんが、配送トラックは大変かもしれませんね。

新聞の店着時間が「遅れる」ケース

新聞の店着時間遅延は、下記の2パターンがあります。

  • 事前に予告されている
  • 何らかのトラブル

①選挙投票日の翌日

参議院選挙や都知事選挙などが行われている場合、選挙結果を誌面に反映させるため、投票日翌朝の店着時間が遅れます。

投票日は決まっているのであらかじめ店に連絡が来るほか、新聞や折り込みにも配達遅延について記載され、お客さんにも伝えられます。

②オリンピックやワールドカップの開催時

オリンピックやワールドカップの開催中、金メダルや優勝がかかった試合が行われると、その結果を新聞に載せるため発行が遅れます。

特に大事な試合は日本時間の深夜に行われることも多いため、朝刊の配達時間にも影響が出ます。

オリンピックやワールドカップの最新情報はネット・テレビですぐ得られますし、新聞にそこまで最新情報が求められているのかは、正直よく分かりません…。

③輪転機トラブル

新聞を印刷する輪転機にトラブルが起きて、新聞の発行が遅れるケースがたまにあります。

トータルでどれくらい遅れるのか分からない状況なので、待つしかありません。

私の経験では、最大1時間ほど遅れました。

④配送トラックのトラブル

新聞を配送するトラックが、交通渋滞などのトラブルに巻き込まれるケースです。

朝刊の時間帯は交通量が少ないせいか、このトラブルはそれほどありません。

また、ドライバーが店で下ろす新聞の量を間違えてしまい、再度配送してもらって遅れたケースもありました。

⑤新聞社のシステム障害

私は5年間で1度だけ経験しましたが、新聞社のシステム障害により店着が2時間以上遅れたことがあります。

店着遅延時間としては過去最大で、どれくらいで復旧できるのかの目途も全く分からない状況でした。

デジタル化が進んだ今の時代では、いつ起きてもおかしくないトラブルかもしれません。

すべての新聞に影響が出るわけではない

筆者の店では、スポーツ新聞や細かい専門誌を含め、全部で20種類程度の新聞を扱っています。

しかし店着時間の前倒し・遅延は、すべての新聞が対象になるわけではなく、一番数が多い主要新聞だけです。

そのため、輪転機トラブルやシステム障害など遅延時間の目安が分からないときは、手元にそろっている新聞だけを先に配達する場合も。

30分程度の遅れであれば全部そろってから出発しますが、時間が分からない場合は何もせず待ってても仕方ないですね。

ただし「主要新聞+スポーツ新聞」などの組み合わせのお客さんもいるので、先に配る場合は部数をしっかり確認しておかないと面倒なことになります。

店着遅延でも配達が遅れるとクレームになる?

クエスチョン

選挙などで店着が遅れる場合は、新聞や折込チラシに前もって詳細を記載しているので、普段より配達が遅れても問題ありません。

しかし

  • 予期せぬトラブルで店着が遅れた
  • 金メダルをかけたオリンピックの試合時間が延長になった

などの理由で新聞発行が遅れた場合は、お客さんは遅れる事情を知りません。

そのため、お客さんの立場からしたら「ただ普段よりも新聞が遅れて届く」という状況です。

配達員は普段通り出勤してるのに、配達時間が大幅に遅れてしまうのは不本意ですよね。

こういった状況で配達が遅れた場合は店側に非はないので、クレームを受けた場合は事情を説明してお客さんに納得してもらいます。

普段の配達で遅延連絡が来た場合は、その配達員へのクレームとしてカウントされますが、どうしようもない状況の場合は許容されます。

後半の方で配るお客さんは、遅延があるとどうしても影響が大きくなってしまいますね。

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