新聞配達に慣れるまでの経験談|覚えがない不着や誤配も発生

体験談

新聞配達に慣れるまでの体験談|覚えがない不着や誤配も発生

2024年4月19日

新聞配達を始めてバイクの運転に慣れてきて、配達順路も頭に入ってきました。

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しかし新聞配達をしていると、確かに入れたはずのに不着になってしまう理不尽なケースも。

今回お届けするのは、私が経験してきた新聞配達の不着や誤配についてです。

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ながの
  • 新聞配達歴5年以上
  • バイク未経験から新聞配達
  • 数々の失敗やトラブルを経験
  • 新聞奨学生の実態も把握

新聞配達の不着経験談|入れたのに不着になるケースも

新聞配達の不着経験談|入れたのに不着になるケースも

新聞配達で一番起きやすいミスが不着です。

不着とは

新聞がお客さんの元に届いていないこと。

ただし、不着が起きるのは配達員のミスとは限りません。私が経験した不着の原因は下記の3つです。

  • 配達員のミス
  • お客さんの勘違い
  • 誰かに盗まれた

①配達員のミス

不着の最も多い原因は、配達員のミスによるものです。

配達員のミスによる不着例

  • 入れるポストを間違えた
  • 休読日を勘違いした
  • 社員から配達員への伝達漏れ

入れるポストを特に間違えやすいのが、マンションの集合ポストです。

集合ポスト

マンションの集合ポストへ配達するときは、たくさんの新聞を腕に抱えて持って行きます。

そして、数種類の新聞を集合ポストへ1軒ずつ正確に入れなければなりません。

表札がある箇所とない箇所がある集合ポストは、特に間違えやすいです。

同僚の配達員でも、集合ポストで間違えて隣や上に入れてしまうケース(101と102、203と303など)がよくあります。

休読日については、土日祝休みなら分かりやすくていいですが、中には木曜休み・隔週月曜休みというお客さんもいます。

祝日やGW・年末年始と重なるとパニックになります。

月初はお客さんの入れ替わりや条件変更などがあるので面倒です…。

また、社員が私に情報を伝え忘れて不着になったことも。

必要な情報を共有できる紙ファイルはありますが、そこへ記載をせずに直接伝えようとして忘れてしまったようです。

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②お客さんの勘違い

言い合ってる家族

不着の連絡をもらってたけど、お客さんの勘違いだったというケースもたまにあります。

お客さんの勘違いによる不着例

  • お客さんの家族の誰かがすでにポストから新聞を抜いていた
  • 休読にしたままお客さんが再入の連絡をしていなかった
  • 新聞が他の郵便物の中に紛れていたため気付かなかった

家主の男性から「新聞が届いてない」と連絡が来ましたが、娘さんがすでに新聞をポストから抜いていたことがありました。

さらに別の家では、家族が新聞を布団の上に置いたまま畳んでしまい、新聞が見当たらず届いていないと勘違いしていたことも。

家庭によって色んな状況が考えられるんだなあと思いました。

また夕刊が届いていたのに、町の広報誌やチラシなどに紛れていて気付かず、不着の連絡をしてしまったという例もありました。

夕刊は薄いのでタイミングによっては考えられるケースですね。

③誰かに盗まれた

稀にあるのが、ポストに入れた新聞を誰かに盗まれるケースです。

私はこれまで2回経験があります。

同じ家で立て続けに不着が発生したことがありました。

一軒家で両隣や向かい側には配達しておらず、また順番的にも入れ間違えや入れ忘れは考えにくい場所でした。

そのため家主の方もこちらの配達ミスとは考えておらず、おそらく誰かに盗まれているだろうとの結論に。

ポストと泥棒

誰でも開けられるタイプのポストだったので、盗難されていると考えるのが自然でした。

家主は鍵付きの新しいポストを設置するとのことで、それまでは家の裏にある用具箱へ配達することになりました。

ポストへ配達しているところを近くで誰かが見ていたとしたら、いたずらで盗む人もいるかもしれません。

新聞配達の誤配経験談|必然的にダブルでミスが発生

新聞配達の誤配経験談|必然的にダブルでミスが発生

次に、筆者が経験してきた誤配について紹介します。

誤配とは

お客さんが契約している新聞とは別の新聞を届けてしまうこと。

店では20種類以上の新聞を扱っているので、入れる新聞を間違えてしまうこともあります。

主要新聞同士(日経新聞と毎日新聞など)は、厚さが同じくらいだと間違えやすいです。

また、スポーツ新聞も基本的にどれも同じくらいの厚さなので、よく見ないと間違えてしまいます。

大きなニュースがあったときは、どのスポーツ新聞も似たようなレイアウトなんですよね。

誤配が起きやすいのは不着と同様、集合ポストや隣合っている/向かい合っている住宅などです。

一軒家でも似たようなポストが並んでいると紛らわしいですね。

新しめの住宅地では、似たような外観の家やポストが並んでいます。

家と空

なお、お客さんによっては

  • 日経新聞×1部
  • 日刊スポーツ×1部
  • サンケイスポーツ×1部

の合計3部を、まとめてビニール包装して届けるケースがあります。

3セットをビニールに入れてしまうと配達時には銘柄を確認できないので、注意しなければなりません。

スポーツ新聞が一部違うだけの別の3セットもあるので、ビニール包装も工夫が必要ですね。

配達では新聞を順番通りに組んだり、出発前に数を確認したりするので、途中で誤配していたら最後に新聞が余ります。

心当たりがあれば該当箇所を確認しに行きますが、分からない場合は誤配の連絡を覚悟するしかありません。

1軒誤配すると必然的にもう1軒誤配していることになるので、不着と違い一度に2つのミスが発生してしまいます。

不着や誤配を繰り返すと怒りを買うことも

怒ってる女性

同じお客さんへの配達で不着や誤配が続くと、当然といえば当然ですが怒りを買うこともあります。

不着・誤配によるクレーム例

次に間違えたら新聞取るの止めます。

今月でミス3回目。3日分の新聞代返せ。

契約したばかりなのに続けて不着。おたくは信用できません。

先月で新聞止めたのにたまにポストへ入ってる。また新聞取らせる気なの?

人間の手で配達しているので、誰でもたまに間違えてしまうときはあります。

しかし、一度ミスを出したお客さんに対しては二度と間違えないつもりで取り組むことが重要ですね。

上記のようなミスをすると、当然店の責任者からも厳しく叱られます。

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