新聞配達中に原付で転倒した経験談|危うく事故になりかけた

体験談

新聞配達中にバイクで転倒した体験談|危うく事故になりかけた

2024年5月18日

新聞配達で怖いのが、原付で配達中に転倒してしまう危険があることです。

自分が怪我をするだけならまだしも、状況によっては他の車や歩行者を巻き込んでしまう恐れも。

今回は、私が経験した新聞配達でのバイクの転倒について、状況別に紹介します。

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ながの
  • 新聞配達歴5年以上
  • バイク未経験から新聞配達
  • 数々の失敗やトラブルを経験
  • 新聞奨学生の実態も把握

①サイドスタンドが不安定

サイドスタンド

バイクを停めたとき、サイドスタンドがしっかり立っていなかったようで、倒してしまいました。

配達を5年以上やってる今でも、たまにやってしまいます…。

積んでいる新聞の量が少なければ倒れにくい、ということでもなさそうです。

また、普段バイクを停めている場所が、障害物や工事などで停められない場合があります。

そんなとき別の場所にバイクを停めると、実は不安定な場所だったようで倒してしまうことが。

ここは地面が平だし大丈夫だろうと思っても、意外にバランスを崩すときがありますね。

②雨の日

雨の道路

雨の日は滑りやすくなっていることもあり、何度かバイクで転倒しました。

雨の日で私が最初に転倒したのは、マンションの敷地内でUターンしたときです。

Uターンしたところに水たまりがあり、思いのほか滑って転倒しました。

着ていたレインコートのズボンも破けてしまいました…。

次に雨の日で転倒したのは、曲がり角にあったマンホールです。

マンホールが濡れてると滑りやすいから注意して」と言われていましたが、真っ暗な中で街灯もなく、マンホールに気付けませんでした。

ちょうどマンホール上で曲がろうとしてしまい勢いよく滑り、なす術もなく転倒しました。

順路取りや夕刊時など明るいときに、マンホールの場所は確認しておいた方がいいですね。

また雨の日に転倒すると、新聞への二次被害も。

雨の日はすべての新聞をビニールで包みます(雨ビ)。

雨ビ新聞を積んだバイク

多少は落としても問題ありませんが、バイク転倒などで強く地面に落としてしまうと、破れて新聞が濡れてしまいます。

新聞の角や端が少し濡れている程度ならそのまま配達しますが、被害が大きいものは新しい新聞に取り替えます。

雨の日は、予備の新聞を多めに持って行く配達員もいますね。

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③大雪の日

雪の道路

台風や雪の日も、基本的には雨の日と同じ要領で配達します。

しかし、何センチも積もるような大雪の日はそうはいかず、とにかく常識が通用しません。

台風や大雪の日でも、新聞が休みになることはありません…。

積雪時はタイヤにチェーンを巻いて配達に出ます。

しかし大通りはまだしも、細い路地などは雪が積もったままの状態なので、チェーンを巻いていてもほぼ無意味です。

配達に出て5分後、角を曲がろうとしたところで早くも転倒しました。

普段は雨が降っていても、特に滑るような場所ではありませんでした。

そのあとも何度か転倒しましたが、雪が積もった場所ではバイクを起こすのもひと苦労。

さらには、普段は見える段差が雪に埋もれて見えなくなります。

何も考えず直進したら、思わぬ段差の存在でバランスを崩し、また転倒しました。

大通りから外れた裏の路地などは、結局バイクを停めて歩いて配達しました。

他の配送トラックなども走っており、そのすぐ近くで転倒したときもあったので、一歩間違えば接触事故になっていました。

大雪の日の新聞配達の詳細については、こちらの記事をご参照ください。

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④桜が散ったあと

桜並木

これは予想外の転倒でしたが、桜の花びらや葉っぱなどが散ったあとも要注意です。

私が配達している道路には桜並木があり、桜が散ったあと道の端に花びらが溜まります。

その花びらが溜まった場所にバイクを停めようとしたところ、スリップして転倒しました。

まさか桜の花びらにやられるとは!という感じでした(笑)

1枚1枚は小さな花びらですが、塵も積もればバイクを転倒させるほどの危険性を秘めています。

また、辺りが暗いと苔なども見えにくくなるので、もし普段と違うルートを走ることがあったらご注意ください。

雨の日はバイクから降りている時も注意

雨が降ると、マンションやアパートの階段も濡れて滑りやすくなっています。

筆者は階段の2階部分から1階まで一気に滑り落ちたことがあります。

ただでさえ雨の日は長靴で普段より滑りやすいので、バイクに乗っていないときでも十分お気を付けください。

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