原付に乗ったことのないのに新聞配達|練習~実戦までの流れ

体験談

新聞配達で初めてバイクを運転した体験談|練習~実戦まで

2024年4月15日

新聞配達の求人へ応募し採用が決まったあと、原付に乗ったことがない私はまず運転の練習から始めました。

あわせて読みたい
新聞配達のアルバイトを始めたときのこと|応募~採用まで
新聞配達のアルバイトを始めた時の体験談|応募~採用まで
筆者のアイコン
ながの
  • 新聞配達歴5年以上
  • バイク未経験から新聞配達
  • 数々の失敗やトラブルを経験
  • 新聞奨学生の実態も把握

まずは交通ルールや乗り方を勉強

勉強中

私は免許を持っていたもののバイクには乗ったことがなく、車の運転も免許を取ってから一度もしていませんでした。

そのため新聞配達が決まってから、まずはネットや動画で交通ルール・標識について勉強し直しました。

ペーパードライバーのままゴールド免許になっていました(笑)

またバイクの乗り方についても、可能な限りYouTubeなどで調べました。

どうやってエンジンをかけてどうやって止まるのかなど、全く何も分からない状態でした。

運転して車道を走るのが10年振りくらいだったので、とにかく自分でやれることはやっておこうという思いでした。

自転車に乗るのとはわけが違いますよね。

生まれて初めてのバイク運転

運転の練習

指定された日の午後2時くらいに店へ行き、練習で初めてバイクに乗りました。

社員の男性に基本的な操作方法やメーター表示などを教わりました。

「どこか広場のような場所で練習するのかな」と勝手に思っていましたが「店の前の道路をしばらく走ってみて」と言われました。

いきなり車道デビューするのか!と、内心ハラハラしていました…。

どうにかバイクに乗り発車したものの、まず真っすぐ進む感覚がよく分かりませんでした。

両足を地面から離すとバランスが崩れるような感覚で、少し進んだら足を着いていました。

ちょっと進んでは止まり、ある程度進んだらUターンを繰り返し、どうにか真っすぐ走行できるまでになりました。

思ったより早く普通に進めるようになり、少し安心しました(笑)

左折や右折がまだ不安ではありましたが(特に右折)、その日のうちにどうにかバイクを乗り回せるようになりました。

ただし走行したのは、まだ店の近所の交通量が少ない車道だけです。

しかも、配達時はバイクに新聞をたくさん積むので、まだまだ安心はできません。

配達順路を回る練習

横断歩道

3~4日くらいは走行する範囲を広げつつ、ひたすら運転の練習をしていました。

ずっと住んでいて見慣れている地域なのに、バイクで走るってみると違う世界のように感じました。

普段標識をあまり気にしてなかったので、一方通行の道路を間違えて逆走しそうになりました。

運転に慣れてきたら、配達の順路を回る練習に入りました。

あわせて読みたい
新聞配達の順路帳や順路記号の覚え方|現役が基本を解説
新聞配達の順路帳や順路記号の覚え方|現役が基本を解説

担当区域の社員が先に走り、そのあとを付いていく感じです。

順路帳を見ながら家とポストを確認していきましたが、順路帳を片手に持ちながら運転するのに手間取りました。

片手で順路帳を指に挟みつつ、ハンドルを握って運転という状態です。

今なら難なくできますが、そのときは社員の運転に付いていくだけで精一杯でした…。

配達場所によっては、細く狭い道も通っていかなければなりません。

練習は昼間でしたが、朝刊配達のときは周りが真っ暗なので、景色などもしっかり覚える必要がありました。

また、家によっては表札が無かったり、ポストがあっても別の配達場所を指定されていたりします。

そのあたりも昼間の練習で頭に入れておかなければいけませんね。

バイクに新聞を積んで実際に配達

朝刊配達のバイク

朝刊配達はいきなり新聞を積んで回るわけではなく、最初は担当社員が配るあとを付いて回るだけでした。

それでも、深夜は交通量が少なく社員の人もスピードを上げるので、追い付けないときもありました。

カーブが長い場所などは、怖くてスピードを出せませんでした…。

3日ほどあとを付いて回り、いよいよ自分のバイクに新聞を積んで配達するときが来ました。

初めは全体の1/4ほどだけ積んで出発しました。

しかし実際に自分でやってみると、なかなかスムーズにはいきませんでした。

配達場所を飛ばしてしまったり、ルートが分からなくなったりしました。

あれだけ回る練習をしたのに、実戦になると全然ダメだなという感じでした。

配達する量を徐々に増やしていき、ルート全体を回るようになり、前半部分はどうにか慣れていきました。

しかし、順路帳を見ずにスイスイ回れるようになるまでは、まだまだ時間がかかります。

-体験談
-,