新聞配達の求人へ応募し採用が決まったあと、バイク(原付)に乗ったことがない筆者はまず運転の練習から始めました。
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新聞配達のアルバイト面接の体験談|応募~採用までの流れ
この記事を書いた人
- 新聞配達歴5年以上
- バイク未経験から新聞配達
- 数々の失敗やトラブルを経験
- 不着・誤配は5年で10回程度
まずは交通ルールや乗り方を勉強
筆者は免許を持っていたもののバイクには乗ったことがなく、車の運転も免許を取ってから一度もしていませんでした。
そのため新聞配達が決まってから、まずはネットや動画で交通ルール・標識について勉強し直しました。
ペーパードライバーのままゴールド免許になっていました(笑)
またバイクの乗り方についても、可能な限りYouTubeなどで調べました。
どうやってエンジンをかけてどうやって止まるのかなど、全く何も分からない状態でした。
運転して車道を走るのが10年振りくらいだったので、とにかく自分でやれることはやっておこうという思いでした。
自転車に乗るのとはわけが違いますよね。
生まれて初めてのバイク運転
指定された日の午後2時くらいに店へ行き、練習で初めてバイクに乗りました。
社員に基本的な操作方法やメーター表示などを教わったあと、店長に「店の前の道路をしばらく走ってみて」と言われました。
いきなり車道デビューするのか!と、内心ハラハラしていました…。
どうにかバイクに乗り発車したものの、まず真っすぐ進む感覚がよく分かりませんでした。
両足を地面から離すとバランスが崩れるような感覚で、少し進んだら足を着いていました。
ちょっと進んでは止まり、ある程度進んだらUターンを繰り返し、どうにか真っすぐ走行できるまでになりました。
思ったより早く普通に進めるようになり、少し安心しました(笑)
左折や右折がまだ不安ではありましたが(特に右折)、その日のうちにどうにかバイクを乗り回せるようになりました。
ただし走行したのは、まだ店の近所の交通量が少ない車道だけです。
しかも、配達時はバイクに新聞をたくさん積むので、まだまだ安心はできません。
配達順路を回る練習
3~4日くらいは走行する範囲を広げつつ、ひたすら運転の練習をしていました。
ずっと住んでいて見慣れている地域なのに、バイクで走るってみると違う世界のように感じました。
普段標識をあまり気にしてなかったので、一方通行の道路を間違えて逆走しそうになりました。
運転に慣れてきたら、配達の順路を回る練習に入りました。
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新聞配達の順路帳や順路記号の覚え方|現役が基本を解説
担当区域の社員が先に走り、そのあとを付いていく感じです。
順路帳を見ながら家とポストを確認していきましたが、順路帳を片手に持ちながら運転するのに手間取りました。
片手で順路帳を指に挟みつつ、ハンドルを握って運転という状態です。
今なら難なくできますが、そのときは社員の運転に付いていくだけで精一杯でした…。
配達場所によっては、細く狭い道も通っていかなければなりません。
練習は昼間でしたが、朝刊配達のときは周りが真っ暗なので、景色などもしっかり覚える必要がありました。
また、家によっては表札が無かったり、ポストがあっても別の配達場所を指定されていたりします。
そのあたりも昼間の練習で頭に入れておかなければいけませんね。
バイクに新聞を積んで実際に配達
朝刊配達はいきなり新聞を積んで回るわけではなく、最初は担当社員が配るあとを付いて回るだけでした。
それでも、深夜は交通量が少なく社員の人もスピードを上げるので、追い付けないときもありました。
カーブが長い場所などは、怖くてスピードを出せませんでした…。
3日ほどあとを付いて回り、いよいよ自分のバイクに新聞を積んで配達するときが来ました。
初めは全体の1/4ほどだけ積んで出発しました。
しかし実際に自分でやってみると、なかなかスムーズにはいきませんでした。
配達場所を飛ばしてしまったり、ルートが分からなくなったりしました。
あれだけ回る練習をしたのに、実戦になると全然ダメだなという感じでした。
配達する量を徐々に増やしていき、ルート全体を回るようになり、前半部分はどうにか慣れていきました。
しかし、順路帳を見ずにスイスイ回れるようになるまでは、まだまだ時間がかかります。
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新聞配達の不着や誤配の体験談|配達員のミスとは限らない