新聞配達で入れたのに不着になるケース|現役が具体的に解説

悩み解決

新聞配達で入れたのに不着になるケース|現役が具体的に解説

2024年4月7日

新聞配達をしていると、確かに入れたはずなのに不着になるケースがあります。

これは配達員のミスである可能性が高いですが、実は他の理由かもしれません。

この記事では、新聞配達歴5年以上の筆者も実際に経験した、入れたのに不着だった原因を解説します。

あわせて読みたい
新聞配達の不着や誤配の体験談|配達員のミスとは限らない
新聞配達の不着や誤配の体験談|配達員のミスとは限らない

この記事を書いた人

筆者のアイコン
ブログ管理人
  • 新聞配達歴5年以上
  • バイク未経験から新聞配達
  • 数々の失敗やトラブルを経験
  • 不着・誤配は5年で10回程度

新聞を入れたのに不着になる4パターン

新聞を入れたのに不着になる4パターン

不着が起きるのは、必ずしも配達員のミスとは限りません。

筆者が経験した不着の原因は下記の4つです。

  • 配達員のミス
  • お客さんの勘違い
  • 誰かに盗まれた
  • 原因不明
あわせて読みたい
新聞配達のクレーム&苦情例を現役が公開!契約解除の場合も
新聞配達のクレーム&苦情例を現役が公開!契約解除の場合も

①配達員のミス

不着の最も多い原因は、配達員のミスによるものです。

配達員のミスによる不着例

  • 入れるポストを間違えた
  • 休読日を勘違いした
  • 社員から配達員への伝達漏れ

入れるポストを特に間違えやすいのが、マンションの集合ポストです。

集合ポスト

マンションの集合ポストへ配達するときは、たくさんの新聞を腕に抱え、数種類の新聞を1軒ずつ正確に入れなければなりません。

表札がある箇所とない箇所がある集合ポストは、特に間違えやすいですね。

同僚の配達員でも、集合ポストで間違えて隣や上に入れてしまうケース(101と102、203と303など)がよくあります。

休読日については、土日祝休みなら分かりやすくていいですが、中には木曜休み・隔週月曜休みというお客さんもいます。

祝日やGW・年末年始と重なるとパニックになります。

月初はお客さんの入れ替わりや条件変更などがあるので面倒です…。

また、社員が筆者に情報を伝え忘れて不着になったことも。

必要な情報を共有できる紙ファイルはありますが、そこへ記載をせずに直接伝えようとして忘れてしまったようです。

あわせて読みたい
新聞配達で早く配る&不着を減らすコツは?現役経験者が伝授
新聞配達で早く配る&不着を減らすコツは?現役経験者が伝授

②お客さんの勘違い

言い合ってる家族

不着の連絡をもらってたけど、お客さんの勘違いだったというケースもたまにあります。

お客さんの勘違いによる不着例

  • お客さんの家族の誰かがすでにポストから新聞を抜いていた
  • 休読にしたままお客さんが再入の連絡をしていなかった
  • 新聞が他の郵便物の中に紛れていたため気付かなかった

家主の男性から「新聞が届いてない」と連絡が来ましたが、娘さんがすでに新聞をポストから抜いていたことがありました。

さらに別の家では、家族が新聞を布団の上に置いたままたたんでしまい、新聞が見当たらず届いていないと勘違いしていたことも。

新聞を布団の上に置いたままたたむとか、こちらは絶対予想できませんね。

家庭によって色んな状況が考えられるんだなあと思いました。

また夕刊が届いていたのに、町の広報誌やチラシなどに紛れていて気付かず、不着の連絡をしてしまったという例もありました。

夕刊は薄いのでタイミングによっては考えられるケースですね。

③誰かに盗まれた

ポストと泥棒

稀にあるのが、ポストに入れた新聞を誰かに盗まれるケースです。

筆者はこれまで2回経験があります。

同じ家で立て続けに不着が発生したことがありました。

一軒家で両隣や向かい側には配達しておらず、また順番的にも入れ間違えや入れ忘れは考えにくい場所でした。

そのため家主の方もこちらの配達ミスとは考えておらず、おそらく誰かに盗まれているだろうとの結論に。

家主さんは分かってくれてたんですね。

誰でも開けられるタイプのポストだったので、盗難されていると考えるのが自然でした。

家主は鍵付きの新しいポストを設置するとのことで、それまでは家の裏にある用具箱へ配達することになりました。

ポストへ配達しているところを近くで誰かが見ていたとしたら、いたずらで盗む人もいるかもしれません。

あわせて読みたい
新聞配達の不着や誤配の体験談|配達員のミスとは限らない
新聞配達の不着や誤配の体験談|配達員のミスとは限らない

④原因不明

間違いなくポストへ新聞を入れたはずなのに、盗まれたのかも分からず不着になることがあります。

どこかに落ちて紛れてしまったのか、客の家族や店舗(飲食店等)従業員のイタズラなのか…。

また、同じ家で別の販売店の新聞を一緒に取っている場合もあるので、他店の配達員が関係しているのかもしれません。

絶対に間違えていない確信があっても、お客さんから連絡をもらうと不着扱いになるので、理不尽ですが受け入れるしかありませんね。

お客さんの勘違いだったら店に連絡してくれる?

店に不着の連絡をしたけど、実はお客さんの勘違いで新聞がちゃんと届いていた場合。

このとき「届いてないって連絡したんですが、やっぱりありました!すみません」というように、お客さんによっては店へ連絡を入れてくれます。

「配達員さんにご迷惑をおかけしてすみません」と、お詫びの品をもらったこともあります。

律儀なお客さんもいるんですね。

しかし憶測ですが、中には新聞が届いてたのに、不着の連絡をしたまま何もしないお客さんもいると思っています。

間違いなくポストに入れた覚えがあるし、別のポストに入れ間違えなども考えにくいところで、なぜか不着になったケースが何度かあります。

もし、自分の勘違いをわざわざ店に連絡するのが嫌で「再度届けてもらっちゃったし、黙ってればこっちのミスだって分からないでしょ」というお客さんがいると考えれば、つじつまが合います。

ミスを出したら、それぞれの配達員ごとにミスの数を記録されたり、ペナルティのようなものもありますが、お客さんはそんな事情も知りません。

どれだけ配達ミスを出さないように頑張っても、こういうケースがあると不着ゼロは厳しいですね。

まとめ

自分のミスではないのに不着になるケースもありますが、普段からミスを出さず仕事していれば「これはお客さんの勘違いじゃない?」と周りも分かってくれます。

たくさんの家に配達するので、たまにはこういうケースもあるかもしれませんが、ある程度は仕方ないですね。

-悩み解決
-